どーもみなさん!!かみやんです。
名前はよく聞くけど、具体的によく分からないことってありますよね。
今回は『青色申告』と『白色申告』について。
確定申告や開業する際この『青色申告』か『白色申告』を選ぶことになります。
『青色申告』『白色申告』とはなんなのか?なにが違うのか?
まずは簡単に知っておきましょう!!
確定申告についても簡単に説明しますが、
「そもそも確定申告が分からないよー!」という方は別の記事で詳しく解説します。
確定申告とは
確定申告とは、主に
・自営業
・経営者
・不動産所得者
・副収入(配当なども含)が20万以上ある
・医療費控除など、所得から差し引くことが出来るものがある
会社員・公務員が確定申告した方が良い場合とは?
年末調整では、申告に含まれないものもあります。
そうした場合は、確定申告をした方が良い場合がありますので、簡単に説明します。
①給与以外または2ヵ所以上の所得がある場合
②医療費控除などの特定の控除できるものがある場合
覚えておいた方が良いのは主にこの2点ですが、こちらもさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
→給与所得者以外で確定申告が必要な場合(国税庁ホームページ)
青色申告と白色申告の違いとは
では、『青色申告』と『白色申告』とはなんなのでしょう?
青色申告を選ぶ際のポイント
結論、『青色申告』と『白色申告』の違いとは【控除を受けることが出来るかどうか】=【節税できるかできないかの差】です。
そもそも『青色申告』出来るものは限られています。
・事業所得
・不動産所得
・山林所得
主にこの3つです。それ以外は申請できません。
また、開業する場合、開業してから2ヶ月以内に申請しないと、自動的に白色申告になってしまうので、
開業届を出す際に一緒に出すことをお勧めします。
申請を忘れると、来年にならないと青色にならないので気を付けましょう。
青色申告のメリット
先程も言ったように、節税効果があります。
青色申告には【簡易簿記】と【複式簿記】があり、控除額と帳簿などにも違いがあります。
簡易簿記 | 複式簿記 | |
控除額 | 10万円 | 最大65万円 |
提出書類 | 確定申告書B 青色決算書 | 確定申告書B 青色決算書 貸借対照表及び損益計算書 |
白色申告では、控除を受けることは出来ません。
どちらにしろ節税効果はありますが、複式簿記のが大幅に効果があります。
その他にも、経費と認められるものが多くなったり、事業の赤字を繰り越せるなどメリットは多々あります。
青色申告のデメリット
青色申告のデメリットは、申請書などの書類、手間が多いことです。
記入することも多く、手続きに時間がかかることも多いです。
ですが最近では、白色申告でも帳簿が義務付けされているらしいので、記載する内容はほぼ変わりません。
今は簡単に申請できる会計ソフトなどもあります。
なのでどうせなら、メリットが多い青色申告を検討しましょう!
白色申告は?
白色申告は、青色申告に該当しないもの、
例えば、単発バイトやお小遣い稼ぎをしたいような場合は、白色申告でなくてはいけません。
自分では判断が難しいような場合は、専門家に相談しましょう!
白色申告のメリット
青色申告の逆と言ってはなんですが、申請が楽ということです。
帳簿が義務付けられるようになったものの、単式簿記で収支内訳や経費・売り上げを記入していくだけなので、比較的シンプルです。
控除される金額が少ない方は、白色申告で充分という方もいると思います。
高額な医療費を支払うことになった方や、なにかしらで税金を払いすぎている場合は、
還付されることもあります。
・事業収入が少ない
・赤字事業の方
白色申告のデメリット
デメリットはやはり、青色申告のような特別控除を受けられないこと。
そして事業が赤字でも、繰り越しが出来ないことです。
この2つは結構大きいので、覚えておきましょう。
まとめ
今ではそれほど手間も変わらなくなってきているので、
『青色申告』と『白色申告』で迷っている場合は、なるべく節税効果が多く見込める『青色申告』を選ぶようにすると良いでしょう。
確定申告する際に必要な書類は、最寄りの税務署で入手するか、
国税庁のホームページからダウンロード出来るので、こちらからどうぞ!
→国税庁のホームページ・必要書類ダウンロード先
ちなみに「ふるさと納税」をする際にも、申告を必要とする場合があります。
「ふるさと納税」したいと迷っている方は、こちらも参照してみてください。
最後までお付き合いありがとうございました。
いかがでしょう?「なんとなくは知ってる。」状態から、「だいたいは分かった!」という状態に行けたでしょうか?
知っているようで、実はあんまり知らないという知識を無くしていきましょう!
ぜひみなさんの知識のひとつになれば幸いですが、
全然分からなかった、という方はコメントお待ちしております(笑)
ではまた。