どーもみなさん!!かみやんです。
今回はですねー、【アート】について書いていこうと思います。
アート初心者です。
初心者ごときがなに書くんだ?とみなさんお思いになるでしょうが、
『バンクシー』について書きます。
みなさん知ってます?
つい先日【バンクシーって誰?展】に行きました。
美術センスゼロの僕ですが、ちょっとどうしても書きたくなったので書きます。
アート初心者だからこそ感じた、「アートの素晴らしさはどこなのか?」「バンクシーは何がすごいのか?」
初心者なりの考察をどうぞ。
バンクシーとは?

・バンクシーとは?
名前 | 不明(バンクシー?) |
出身 | 不明(イギリス?) |
生年月日 | 不明 |
職業 | 不明(ストリートアーティスト・映画監督・ミュージシャン・テーマパーク、ホテルのプロデューサー)? |
バンクシーはほぼすべてが謎につつまれているグラフィティアーティストです。
もうこの時点で興味をそそりますよね。
正体不明のため、
・バンクシーは複数で構成された集団アーティストだ
・実際にはいない人間だ
・実は女性
など様々な意見が飛び交っていますが、実際のところは分かりません。
ブリストルやロンドンを拠点に活動していることから、イギリス出身は確定?かなと思います。
それ以外はほとんど曖昧ですが、数多くの作品を残しています。
なので個人的には、書いているところを一人も見たことがないってことはありえないので、
バンクシーを知っている人、もしくは国民全体で『秘密』にしているということなのでしょう。
イギリスならではの風習だと思います。素晴らしいですね。
日本だと週刊文春があることとか、国民性的に隠し通すことはまず無理でしょう(笑)
なぜここまで国民まで巻き込み、人気になったのでしょうか?
バンクシーが人気の理由は?
バンクシーが人気・有名になった理由、僕が思う独自の考察を上げます。
人気の理由その1
まずバンクシーの特徴として、世界各国にゲリラ的に急に出没し、壁や建物などに絵を書いていきます。
【芸術テロリスト】とも言われてます。
この「いつ」「どこに」現れるか分からない演出も、人気のひとつですね。
本人かどうか分かりませんが、日本にも書かれていたことがあります。
小池知事が取り上げて、話題になっていました。
あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです。 pic.twitter.com/aPBVAq3GG3
— 小池百合子 (@ecoyuri) January 17, 2019
ただバンクシーの描写手法は、【ステンシル】という形をくりぬいた紙の上からスプレーを吹きかける、ペイントするといった比較的マネしやすい手法なので、真相は誰も分かりません。
ですがこの不明瞭な存在や、秘密を共有するという共感力で、人が惹きつけられているのかもしれません。
人気の理由その2
特徴2つ目は【絵の見やすさ】です。
初心者で絵に触れてこなかった人でも見れます。はい、僕がそうです。
全くのアート初心者状態でしたが、シンプルかつ想像を膨らませられる作品が多い印象です。
普段目にするようなもの、身近なものを絡ませた作品も多々です。
かごに【スパイダーマン】と【バットマン】ヒーローが入っていますね。
手に持っているのは【ナース】、看護師です。
この子供にとって、ナースがヒーローと同じような存在だということが分かります。
このように想像力や感情を引き出してくれるような作品も多いです。
人気の理由その3
3つ目は、バンクシー自身の【人間性・キャラクター】や独自の【訴え力】です。
【シュレッダー事件】というのが非常に有名で、世間で騒がれました。
アイキャッチに使用しているこの絵ですが、オークションで約1億5000万で落札されました。
しかし事前にバンクシーによって仕掛けられたシュレッダーが落札した瞬間作動し、画像のようになりました。
途中で止まりましたが、それは「動作不良が起こって途中で止まった」とバンクシー自身がインスタで語っています。
他にも、「こんなごみ作品を高額で買うバカがいるなんて信じられない」とオークション批判も。
個人的にこの言葉お気に入りです。これを言えるのはカッコいい(笑)
ちなみにこのシュレッダーされた絵画も、かなりの高値で買われたとのことです(笑)
上記からも分かるように、バンクシーは姿を見せないにしてもアートやメッセージによって強烈な印象を残しています。
アートにも、反資本主義や反権力、政治色が強いグラフィティが多く、
バンクシー色が強く出ています。

バンクシーの作品にはよくネズミが登場します。
こちらは「I’m out of bed and dressed what more do you want?」と書いてあります。
直訳すると、「ベッドを出て服を着た。他に何が必要なんだ?」のような感じですかね?
おそらく、
朝起きて今日も生きている。着る服もあって、それ以上何が必要なんだ?
という贅沢や無駄を生み出している人間に向けた皮肉が込められているんじゃないかと。
このように人間の欲望や差別、貧困など、社会問題に【アート】を通して目を向けさせるようなバンクシー色が伺えます。
まとめ
他にも、
あの有名なスティーブ・ジョブズが、ホームレス・難民のように描かれています。
調べてみると、スティーブ・ジョブズはシリア出身です。
シリアは紛争が多発していて、多くの住民が避難生活を強いられています。
今でも難民として国外に逃れている人も多いそうです。
この絵は『難民支援』をテーマに書かれたと言われており、
難民を受け入れなければ、スティーブ・ジョブズのような人間は生まれない、というメッセージが込められているそうです。
このようにバンクシーは、人々に訴えかける・考えさせるような特色があります。
本来、無許可で建物などに絵を書くことは違法に当たりますが、
そういうのが垣間見えるからこそ、国民を巻き込み、惹きつけているんじゃないかと思います。
アートは、自分の中にある「想像力」や「感情」を引き出してくれるもの。というような印象を初心者ながら思いました。
考える力を育てるために、もっといろんな美術館やアート展に行きたくなりました。
今回は気まぐれでアートについて書きましたが、気が向いたらまた書こうと思います。
ではまた。
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